スギケンの気まぐれ日記

バイクと山登りが趣味です。

今日は昼から

午後2時からスローフード若狭小浜の役員会。
その後、午後6時からこの間大成功に終わった20周年記念事業の打ち上げ。
と言う訳で今日の午後は商工会議所に入り浸り。

まずはスローフードの役員会。
まぁなんと言うか、小浜の重鎮と言うような早々たるメンバーの中で、ただの建築屋が紛れ込んでるもんだから中々喋る時間も無く、それなりの知識も乏しいのでうなずいてばかりなのである。

でも皆さんの豊富な中身の濃い会話を聞いているだけで、多いに勉強になる。聞いているだけで『小浜ってホンマに食に関しては豊富な街だな』と思う。

相槌ばかりの役員会も無事?終わり、次に青年部の打ち上げ。
ある程度飲み食いしてから、多大な協力をしてくれた会員の皆さんにつぎに周る。
その中で、あるN会員さんとの会話で、《西津のダイヌキ》の話題で盛り上がる。
このダイヌキであるが、祭にも消防にしても無くてはならないものなのだ。
内容的には親子丼の具だけ。その何処ででもあるような家庭的な料理ではあるが、これが誰が造っても造れるような代物ではないのだ。
あの甘くなく、癖も無く、なんとも言えない親鳥の硬い感触。
それでいて噛めば噛むほど味が出てくるこのダイヌキ。
この料理は多分、西津の者しか知らないと思う。
で、この店の親父サンが近年他界されたものだから、今やもうこのダイヌキは幻の絶品料理になってしまった。

失われつつある伝承料理。私がもし小泉さんみたいに天の声を与えられるなら、間違いなくこのダイヌキ第1に挙げるであろう。
だって、祭でも消防でもこの料理は食べれ無いのである。

あ~ダイヌキ食べたい!!!