スギケンの気まぐれ日記

バイクと山登りが趣味です。

22条区域

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2月に入りました!
今日は午後からあいにくの雨降り…
中々良い天気は続きませんね~。

写真は先日撮ったもので、良い天気の日に撮りました。
何を貼ってあるのかと言うと、耐水ボードを貼ってあります。
なぜこのような物を貼らないとダメなのか??

当社の木の家仕様のお家は、外壁に杉板を貼る仕上げがわりと多いです。
杉板は当然可燃物。
建基法22条区域内では、延焼の恐れがある部分には不燃の処理が必要です。
防火サイジングなら問題なしですが、杉板ですと申請が通りません…
昔からあるポピュラーな外壁材である杉板、塗装がはげて来ても30年は軽く持ちます。
そこからでも張替えの必要は無く、再塗装で問題なく使える優れた外壁材なんです。

田舎の方に行くと、大抵の家に貼ってある杉板。
都市計画区域外や、用途地域が決まっていない地区は問題なく貼れます。
しかし、22条区域内で貼ろうと思うと…
土壁を塗る,防火版を下地に貼る,そして耐水ボードを下地に貼る等々です。

作業工程上、とても邪魔臭い。
まぁ燐家の火災から家を守る為には仕方の無い事かな。

火事という物は、貰うのも出すのも絶対したくない事ですね。