スギケンの気まぐれ日記

バイクと山登りが趣味です。

外壁工事

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当社の木の家分譲住宅、只今外壁工事をしております。
一般的な住宅だと、窯業系サイジングか、金属板だと思います。
しかし当社が推進する木の家は、杉板を貼り、その上に自然素材の塗装を施します。

前にも書きましたが、杉板だと防火性能が低く、それなりの下地が必要ですね。
このお家には、ダイライトと言う地震と火事に強い不燃板を張ってあります。
その上に通気シートを貼り、その上に胴縁+杉板貼り。

通気工法は?ですが、杉板の裏面には溝が掘ってあり、そこを空気が流れます。
それに天然の板なら、それ自体が調湿作用がある為通気が必要なのかな?

以前施行した性能保証住宅も同じ工法でした。
しかし性能保証住宅施行マニュアルには、杉板が外壁の工法が載っておりません。
それほどマイナーな外壁なのかも知れませんね。

でも自然素材にこだわるなら、やっぱ無垢の木材を貼りたいところです。
それに見てくれが少々気になりますが、そのままでも30年は持つんではないでしょうか?
古い蔵なんかの外壁は杉板ですが、その以上の年数が経っている物もざらですよね。