スギケンの気まぐれ日記

バイクと山登りが趣味です。

難しい問題

今世間を騒がしている談合問題。
是か否かと言うと、法律的には否である事には間違い無い。

でもなぁ、入札で叩き合いばかり続くとその分企業の利益が減るわけで。
企業の利益が減ると給料が減り、飲食などの支出額が減る。

そうすると全体的な不況が起こり、今の状況がもっと悪くなるような。
チャンと利益が出るような落札金額であれば問題ないのだが。
国民の税金を使う公共工事などは、安ければ国民の負担が減る。
それは最もなのだが、赤字覚悟の入札金額もどうだかなぁと思うけどね。

元受け会社などはチャンと利益が出るように下請けに回すが、そんな安い単価で請負う下請け業者はたまったものではないのだ。

談合を完全に無くすのであれば、適性価格の設計単価で最低入札価格を設定し、それ以下では失格とする。
そんな事をすると、見積もしないで価格の読み合い合戦となってしまう?
最低価格情報漏洩として汚職事件も起きるかも…

入札の適正化、もの凄く深い問題なのかも知れないなぁ。


そやけど、もうチョット建築の単価が上がって欲しい今日この頃ですわ。