100年以上経った民家のリフォーム工事をしています。
しかし写真の欅の柱。
1尺角の柱で、黒光りをした見事な柱ですね。
この家の主な工事が床組みの修理。
100年の内に何度か大雨があり、床下まで水が入り込む事も何度かあったようです。
ですから全ての場所で白蟻による被害がありました。
柱以外の床組みは全て取り払い、下がっている箇所はジャッキアップします。
水平が出たところで、新たな床組みの施行。
ついでに外壁の傷んだ箇所も張り替えます。
結構大きな工事になってしまいましたね。
このように、木造建築は主な軸組さえしっかりしておれば、修繕によって又100年くらいは持ちそうです。
それが、外材のホワイトパインなんかで軸組が施行してあると…
リフォームは効かず、即建て替えではないでしょうか。