こんな物まで作っています。
向こうの方には丸い柱があり、横には貫をはめ込む穴も開いています。
丸柱+笠木+通し貫と言えば鳥居ですね。
近くの箸会館にあった鳥居が、先日の大風で倒壊してしまいました。
地中に50センチほど埋設して有ったのですが、残念ながらコンクリートで巻き込んでいない為、白蟻にやられてしまってました。
前の鳥居の樹種は杉でしたので、今度はより耐久性のある桧で施行しました。
それにコンクリートでの根巻も行うので、以前よりもずいぶん丈夫になると思います。
ちなみに倒壊した鳥居の施行は当社ではありません。
こんな丸い物や反った物が、木造りが出来施行できるのは、宮大工級の職人がいるからこそ。
ウチの職人さんには少なくても3人は施行できると思います。
このような施行が出来る職人さんを、養っていく事も大事な事ですね。
しかし残念ながら、単価競争の波に押し流され、そんな大事な事もままならずなのが実態です。
何とか打破をしなくては…