ポスターは森の仕組みとして、色々な過程を判り易く漫画で表現してあります。
以前森林資源を有効に使おうと、雑木の伐採が進みそこへ植林していきました。
結構標高の高いところまで植林してあり、秋になっても昔のような綺麗な紅葉が見れなくなってしまいました。
で、その植林した木材が手ごろな大きさに育った頃には、安い外材が予想以上に出回り、国産の木材が製材すればするほど赤字になるようになりました。
そうなるともはや国産の木材は使わなくなり、山は荒れ放題。
適度な間伐をしないので、地面まで太陽の日射が届かなくなり、草類が生えなくなります。
木々の生長に必要な腐葉土も質が悪くなり、木々の生長の妨げにもなる。
そして山には保水力が無くなり、チョットした雨でも土砂崩れや洪水の災害をもたらす。
でも一番問題なのが、荒れ放題伸び放題の杉の山々から出る大量のスギ花粉。
適度な間伐と適度な枝の剪定、そして山肌の整備させすればこれほどの問題にならないと思います。
新築をお考えの皆さん、日本の豊かな森林保全，自らの心地よい生活の為に、国産材を使いませんか？
さぁ外材及び外材を使用した集成材から脱却しましょう。
