スギケンの気まぐれ日記

バイクと山登りが趣味です。

「若狭木の家」の会

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今日の午後1時から設立説明会。

去年の秋から設立に向けて会議を重ねてきた。
それで、いよいよ具体的に話が進み、3月には設立総会を開く予定。
今のところの発起人は5人。
もっと多くの方にこの主旨に賛同を頂き、この若狭の木を使った家づくりを推進していけばと思う。

その説明会の初めに、発起人代表挨拶。
何を隠そうこのわたしである…

県からは一応の原稿は頂いたが、余りにも文面が硬すぎるので、全面的に変更。
と言うよりも、今思っている事を好き勝手に話をさせて頂いた。

現在わたし達の業界は、大変な不況という逆風にさらされている。
その上大手ハウスメーカーや、安価なフランチャイズ工務店がこんな田舎にも多数押し寄せてきている。
その中で昔からあるわたし達のような建築に携わる者としては、どうやって生き残りを掛けるか??
方法は3つありまして、
ハウスメーカーに負けないよう、ハイセンスな家を建てる
○安価なフランチャイズに負けないように、それ以上に単価を落とす。
以上の2つは、大資本による宣伝営業で勝てるはずが無いし、同じように単価を落とせば途中で息が途切れるのが目に見えている。
ハウスメーカーにもフランチャイズにも出来ない家を建てる。
結果的にこれしか生き残れる方法は無いと思う。
地産地消である若狭の木を使い、地元の大工さんが伝統的工法によって建てる家。
まさにスローフード的な家づくり。

一人でも多くの方がこのような主旨の会へ入って頂き、そんな家を欲しがっている施主さんを一人でも多く発掘する。
そして森林,木材,建築業界の活性化になればと思います。

と言う内容で挨拶をしたつもり…
しかしカミカミ王子の為、何処までこの思いが通じたのかは定かではありません。
やっぱり挨拶は大の苦手です。