８月から施行していた現場も、あと少しで完成。
大工工事も残り４日ほどで、左官工事，内装壁紙，建具工事，各種設備工事で完成。
それで本日最終の打ち合わせに行ってきました。
玄関のタイル，和室の壁の色，和室以外の壁の色柄，キッチンの色柄，襖の柄，衛生設備器具の色。
沢山の種類があるので、直ぐに決めるのは難しい。
２～３日中には決めてくださいとお願いした。
帰り際にお母さんが、丁寧な仕事をして貰い有難うと…
願っても無いお褒めの言葉。
知り合いの大工さんが見に来て、細かいエエ仕事をしてあると感心していたらしい。
当社が造る家は、木の家仕様で真壁構造が基本。
真壁構造と言うのは、柱や梁を化粧で見せて、そこから少しへこめて壁がある構造。
ですからええかげんな材料も、雑な仕事も一切出来ない。
鴨居も敷居も１本１本くせを取り、その場で刻み取り付ける。
あらかじめ加工された物を、ドライバーで組み立てる物とは全然違うのである。
家は造るものであって、組み立てる物では無いと思う。
しかしこの頃の家は、コスト削減のため組み立てる家が殆どかも知れませんね。
日本の建築文化がドンドン荒廃しています。
嘆かわしい事です。
